“メークドラマ”河野博文さん、農業で年商4000万円稼いでいた

スポーツ報知
河野博文さん

 元巨人の投手・河野博文さん(56)が21日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演し、野球と180度違う職業に転身し年商4000万円稼いでいた。

 1996年に最大11.5ゲーム差を逆転“メークドラマ”に貢献した河野さんは、99年に巨人を戦力外。独立リーグのコーチなどを務めるが、09年に夫人が乳がんを患い41歳で他界。「食事面で美味しい野菜とか、体調管理のことも考えてくれていたので(妻のこともあって)農業をやり始めた」という河野さん。

 群馬県の農家で2年修行後、有機農法で玉ねぎ作りを開始したが「作ったのはいいですけど、売れるところがなかった」とコストがかかり割高の玉ねぎは全く売れず20トンを廃棄処分したという。

 生活を考え農業をあきらめかけるが、脳梗塞で倒れ療養中だった長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(82)から突然の電話で「今度送ってよ、玉ねぎ好きだから」と何気ない一言をもらい奮起、辞めることなく玉ねぎ作りに没頭した。現在では群馬県内のスーパーから注文が殺到するまでになり、年商4000万円を稼ぐまでになっていた。

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