中村梅玉、大岡越前最大のピンチにやる気満々 国立劇場11月公演

スポーツ報知
(左から)市川右團次、市川右近、中村梅玉、坂東弥十郎

 歌舞伎俳優・中村梅玉(72)、市川右團次(54)、坂東弥十郎(62)が22日、東京・豊川稲荷東京別院で国立劇場11月公演「通し狂言 名高大岡越前裁(なもたかしおおおかさばき)」(3~26日)の会見を行った。

 テレビ時代劇でおなじみの名奉行、大岡越前に最大のピンチが訪れる展開。この役を演じる梅玉は「苦悩する内面が描かれ、人間的におもしろい役だが、何と言っても誰もが知るヒーロー。イメージをこわさないようにしたい」と抱負を語った。

 右團次は、同演目が1972年6月に京都・南座で上演された際、一子忠右衛門で初舞台を踏んだ。今回、72年のときに市川猿翁(当時、猿之助)が演じた天一坊を演じる。「まさか師匠がつとめた役をやらせてせもらえるとは」と感慨深げ。小2の長男、市川右近が一子忠右衛門役。坂東弥十郎、中村魁春、坂東楽善らが共演する。

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