白鵬が史上初１０００勝達成の大相撲秋場所中継、１７・６％の高視聴率

◆大相撲秋場所（２２、２３日・両国国技館）

　横綱・白鵬が前人未到の幕内１０００勝と５場所ぶり４１度目の優勝を同時に達成した２２日の大相撲秋場所１４日目のＮＨＫ総合の生中継（後５時）の平均視聴率が１７・６％だったことが２５日、分かった。

　白鵬は２敗で追う大関・豪栄道を上手投げで下して１４戦全勝で快挙達成。関時代の２００６年夏場所の初優勝から１３年連続優勝となり、歴代１位だった昭和の大横綱・大鵬の１２年連続を４７年ぶりに更新した。優勝インタビューでは「場所前から、横綱８００勝と幕内１０００勝が目標でした。こんなに上出来とは思わなかったし、１０００勝という唯一の人間になった。最高の気持ちです」と喜びを口にした。

　なお、２３日に同局で放送された千秋楽（後５時）の平均視聴率は１２・８％だった。（数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ）