松岡茉優、樹木希林さんへの思いを語る「次の世代に伝えていきたい」

スポーツ報知
東京国際映画祭のアンバサダーに就任した松岡茉優

女優の松岡茉優(23)が25日、都内でアンバサダーを務める「第31回東京国際映画祭」ラインナップ発表記者会見に出席した。

 松岡は映画「万引き家族」(18年)で共演し、15日に亡くなった樹木希林さん(享年75)について「樹木さんとの思い出は宝物。同じ時代に生まれたことを誇りに思います」としみじみ。「樹木さんみたいになりたいし、樹木さんを生で見た人間として次の世代に伝えていきたい」。同じ女優として樹木さんの生き様を引き継いでいくことを誓った。

 また、司会者に「アンバサダーに就任したことを樹木さんに何と声をかけられると思うか?」と問われると、「『また髪形気にするんでしょ?』と言われそう」と苦笑いした。

 前回の同映画祭で初主演映画「勝手にふるえてろ」(大九明子監督)で東京ジェルムストーン賞を受賞した松岡。わずか1年でアンバサダーとして同映画祭に帰ってきたため、「私でいいのかと思ったけど、去年受賞したのでいいタイミング」とニヤリ。さらに今年は「万引き―」でカンヌ国際映画祭に参加し、レッドカーペットを樹木らと練り歩いたため、「カンヌのレッドカーペットは寒さと緊張で足が震えた。やっぱりカンヌはすごい。でも、東京国際映画祭は映画が好きという人たちが肩を組んでやっているアットホーム感は負けない」。カンヌと比較してアピールした。

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