原田悠里、恩師・木下龍太郎さんの墓前に新曲ヒット誓う 

スポーツ報知
木下龍太郎さんの墓前で新曲「恋女房」のヒットを祈願した原田悠里

 演歌歌手の原田悠里(63)が25日、新曲「恋女房」(26日発売)を手掛けた作詞家・木下龍太郎さん(享年70)が眠る東京近郊の霊園で墓前を訪れ、ヒットを誓った。

 木下さんが2008年9月に亡くなり、ちょうど10年目の墓参。当時、葬儀は密葬で参列できなかったという原田は、感謝の思いを込めて報告した。「大変かわいがっていただきました。いろんなところに連れていってくださいました。墓誌に“いつも笑顔で”とあって、まさに先生が日頃からおっしゃっていたこと。なんとか、ヒットさせて恩返します」と話した。

 2008年9月に亡くなった木下さんから「母ごよみ」などの楽曲を提供された原田。今作は21年ぶり通算21作目の木下作品で、初の夫婦ものとなる。

 同曲は、師匠の北島三郎(81)が1997年に「女房」のタイトルで発表。今春発売の北島のアルバムに収録され、北島ファミリーの間で「いい歌ね」「ステキな詞」と話題となり、北島の妻・雅子さんからも「原田に向いている」と後押しされた。

 原田も「今の自分の気持ちにあっている。私の周りには師匠夫妻をふくめて、いい恋女房をもった人が多くて、共感できたんです」と前向きに。当初は北島に書き下ろしを予定していたが、アレンジを現代風に変えて原田が歌うことになった。

 また、原田は11月7日に東京・大田区のホールアプリコ、同15日はNHK大阪ホールでコンサートを開催する。

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