川栄李奈、初主演映画で共演の大杉漣さんとの思い出語る「一番気を配ってくださった」

スポーツ報知
映画「恋のしずく」の完成披露試写会に出席した(左から)中村優一、川栄李奈、小野塚勇人、瀬木直貴監督

 元AKB48で女優の川栄李奈(23)が25日、都内で初主演映画「恋のしずく」(10月20日公開、瀬木直貴監督)の完成披露試写会に出席した。

 リケジョの大学生・詩織(川栄)が実習先の広島の酒蔵での日本酒造りを通じて成長する姿を描く同作。川栄は昨秋、東広島市などで行った約1か月間の撮影を振り返り、「人見知りで不安だったけど、初日からみんなで楽屋のコタツでご飯を食べながら仲良く話せて、お正月に親戚と集まってる感じがして入りやすかった」と語った。

 同作では、2月に亡くなった俳優の大杉漣さん(享年66)と共演した。詩織の実習先の酒蔵の厳格な蔵元役を演じた大杉さんとよく話をしたという川栄は「撮影場所の縁側で2人でひなたぼっこして、待ってる間に写真を撮っていただいた。同じシーンで自分より人のことを気に掛けてくれた。まわりに一番気を配ってくださってうれしかった」と振り返った。

 大杉さんと父子役を演じた劇団EXILEの小野塚勇人(25)は「撮影期間中に話したのは最初のあいさつくらいで、小市(慢太郎)さんに相談したら『役柄が仲が悪い関係性だから、距離を置いてるんだよ』と教わった。親父と(小野塚演じる)カンジの関係になっていく感じが背中で語っていただいた」と語った。

 このほか、中村優一(30)、瀬木直貴監督が出席した。

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