中山優馬 新作舞台でウクレレ挑戦「何回心が折れても立ち上がる」
スポーツ報知
俳優の中山優馬(24)が、舞台「The Silver Tassie 銀杯」(11月9~25日=東京・世田谷パブリックシアター、演出・森新太郎)に主演することになり26日、都内で行われた製作発表会見に出席した。
アイルランドの劇作家ショーン・オケイシーの反戦悲喜劇で、戦争によって人生を狂わされる有望なフットボール選手ハリー・ヒーガン役を演じる。「若さとエネルギーがあふれている役。(森氏の演出に)毎日、背筋が伸びるような感覚で稽古している。何回心が折れても立ち上がろうと思う」と意気込んだ。
演出の森氏は昨年、ミュージカル「パレード」で中山の先輩・岡本健一(49)と仕事をともにした。中山が出演した「北斗―ある殺人者の回心―」(WOWOW、17年)の演技を目の当たりに「ピュアだけど、荒んだものもできる。主役は一発で決まった」とオファー。演じるハリーも、戦争によって車いす生活を余儀なくされ、性格が一変する二面性ある役どころだ。
中山は今年、特に舞台出演が相次ぐ。2~3月にKinKi Kids・堂本光一(39)主演の「Endless SHOCK」に出演したほか、8月に開幕した「ローリング・ソング」は今月16日に大阪公演を終えたばかり。「―ソング」でギターに初挑戦し、今作ではウクレレに挑戦する。「どの現場でも挑戦できることがたくさんあるというのはありがたい」と、かみしめた。