吉澤ひとみ被告が芸能界を引退

スポーツ報知
吉澤ひとみ被告

  元「モーニング娘。」のメンバーで酒気帯び運転でひき逃げし、2人に軽傷を負わせたとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反で東京地検に起訴され、27日に保釈された吉澤ひとみ被告(33)の所属事務所は28日、契約解除を発表した。

 この日夜、所属事務所が報道機関に向けたFAXで、本人より「芸能界から引退したいとの申し入れを受けました」と公表。「弊社と致しましても、今回の事件の社会的影響の大きさを強く認識しており、本人と面談し、その意向を確認した上でこの結論に至りました」と、専属マネージメント契約を解除した理由を説明した。

 また同時に、吉澤被告もコメントを発表。「いままで応援し支えて下さったファンの皆様、ご支援いただいた皆様には、裏切るような結果になってしまったこと、本当に、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 同被告は今月6日早朝、仕事に向かう途中に東京都中野区の路上で、酒気帯びの状態で赤信号を無視して交差点に進入。男女2人に軽傷を負わせてそのまま逃走したとされる。呼気からは基準値の4倍近くとなる(1リットルあたり)0・58ミリグラムが検出された。

 当初は「(逮捕当日の)午前0時ごろまで缶酎ハイを3本飲んだ」と説明していたが「他にも酒を飲んだ」と変更するなど二転三転。供述につじつまの合わない点が多いことから、東京地検では身柄送検後も同被告を10日間勾留。16日には、さらに10日間の延長が決まり26日、保釈保証金300万円を払い警視庁原宿署から保釈されていた。

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