長嶋一茂、96年暴言事件を謝罪「申し訳ありませんでした」

スポーツ報知
長嶋一茂

 タレントの長嶋一茂(52)が28日放送のTBS系「今夜解禁!ザ・因縁」(金曜・後8時57分)に出演し、巨人軍時代の“闇歴史”に対して公開謝罪した。

 番組では96年、一茂が土井正三コーチに「アイツ何様のつもりだよ!くだらねえ!あんなやついらねえよ!!」と暴言を吐いた事件にふれた。元巨人で解説者の槙原寛己氏(55)が「土井さんは僕らの大先輩です、直属の土井コーチに対して『何様だ!』と言うことを浴びせたわけです。そういう態度は非常におかしいと感じたんですが、当時『巨人軍は紳士たれ』といろいろやっていた。(暴言で)すごく輪が乱れた。それを平気で言えちゃうバカさ加減が恐ろしかった」と公開説教。

 一茂は「土井さん嫌いだったの?」と問われると、「今思い出すと、僕以外でも2時間バントさせられたら分かる。『なんで俺だけ2時間?他のメンバーたくさんいて、なんで俺だけバント2時間なんだろう?』って思ってやってましたよ。それは本当につまらなかった。正直、当時は言った事に対しての重大性は感じていなかった」と赤裸々に明かし、“何様だ!”発言に対しては「やっぱり、長嶋茂雄の息子なんだという気持ちがあったと思います」と告白した。

 続けて「土井さんはもう天国に行っちゃいましたけど、ご親族の方、関係者も含めて、多大なご迷惑をおかけしましたのでこの場を借りて謝りたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 事件のあと、一茂は罰金を払って2軍に降格。一方でチームは首位広島と最大11・5ゲーム差を逆転しリーグ優勝した。槙原氏は「一茂がいなくなってから、チームがぐっと良くなった」と明かした。

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