台風24号で宝塚大劇場「エリザベート」の午後開演分が中止…今月4日に続き2度目

スポーツ報知
台風の影響で今月2度目の上演中止が決まった「エリザベート」の一場面。トート(珠城りょう、右)とエリザベート(愛希れいか)

 台風24号の影響を受け、宝塚歌劇団は30日、兵庫・宝塚大劇場の月組公演「エリザベート ―愛と死の輪舞(ロンド)―」の午後3時公演の中止を決めた。午前11時開演の部は、予定取り上演された。

 今月4日の台風21号でも、「エリザベート」と宝塚バウホールの星組公演「New Wave! 星」の昼の部が中止に。歌劇の本拠地での上演中止は1995年1月17日の阪神淡路大震災で同3月末まで休館して以来約23年半ぶりのレアケースとなったばかりだが、千秋楽(10月1日)の前日に2度目の判断を余儀なくされた。

 歌劇団のホームページでは「本日15時頃より台風24号が宝塚市に接近し、公共交通機関等に甚大な影響が及ぶことも想定されるため」と説明している。

 1996年の宝塚初演以来、10回目の上演となった「エリザベート」はプラチナチケット化している人気演目で、今回の月組での20日の公演では観客動員数が250万人を突破。22日からはフランツ役で出演する2番手スター・美弥るりかが体調不良のため休演し、27日に復帰したばかりだった。

 代替公演はないが、チケットの払い戻しには応じる。

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