「半分、青い。」最終回23・5%で有終の美…永野芽郁「出演できて幸せでした」

スポーツ報知
「半分、青い。」主演の永野芽郁

 9月29日に放送された女優・永野芽郁(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜・前8時)最終回の平均視聴率が23・5%だったことが1日分かった。関西地区では22・3%だった。

 8月8日の第111話は24・5%の番組最高視聴率を記録。全156回の期間平均視聴率は21・1%となり、昨年後半の「わろてんか」(20・1%)、同前半の「ひよっこ」(20・4%)、2016年後半の「べっぴんさん」(20・3%)を上回った。

 今作は北川悦吏子氏のオリジナル作。岐阜と東京を舞台に、失敗を恐れない鈴愛(すずめ)が七転び八起きで駆け抜ける姿を描く。主題歌「アイデア」を俳優・星野源(37)が歌った。

 主演の永野はこの日、同局を通じて「鈴愛の凄まじい行動力であっという間に進んでいく展開に自分自身も驚きながら、右往左往する人生というものをなんとか表現できたらいいなと思って日々向き合っていました。毎朝この作品をみて1日を頑張るパワーだったり、前を向く力だったり、考える時間だったり。皆様の中の何かをするキッカケになれていれば嬉しいなと思います。鈴愛として初めて朝ドラに出演できて幸せでした」とコメント。「また朝ドラという大きな愛のある作品に出演できるように頑張ります。応援してくださったみなさま、本当に本当にありがとうございました!!やっぱり少し寂しいです」と思いを明かした。

 NHK政策統括の勝田夏子氏は「鈴愛はちょっと、うかつで一風変わったヒロインでしたが、雨の日も風の日も、抜けるような青空を思い描いて自分らしくはばたこうとする姿が、この窮屈な世の中に少しでも勇気と活力をお届けできたなら、こんなに嬉しいことはありません」とし、「他の誰にも負けない、本当にオリジナルな世界をつむぎだしてくださった北川悦吏子さん、鈴愛という役にこれ以上ない説得力で魂を吹き込んでくださった永野芽郁さんはじめ、すべてのキャスト・スタッフのみなさま、本当にお疲れ様でした!」と感謝した。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 ◆2013年以降のNHK連続テレビ小説

 2013年前半 「あまちゃん」能年玲奈 20・6%、27・0%

 2013年後半 「ごちそうさん」杏   22・3%、27・3%

 2014年前半 「花子とアン」吉高由里子 22・6%、25・9%

 2014年後半 「マッサン」C・K・フォックス 21・1%、25・0%

 2015年前半 「まれ」土屋太鳳 19・4%、22・7%

 2015年後半 「あさが来た」波瑠 23・5%、27・2%

 2016年前半 「とと姉ちゃん」高畑充希 22・8%、25・9%

 2016年後半 「べっぴんさん」芳根京子 20・3%、22・5%

 2017年前半 「ひよっこ」有村架純 20・4%、24・4%

 2017年後半 「わろてんか」葵わかな 20・1%、22・5%

 2018年前半 「半分、青い。」永野芽郁 21・1%、24・5%

 かぎかっこ内はタイトル、ヒロイン、数字は全話平均視聴率と最高視聴率

芸能

×