「西郷どん」ナレーションの西田敏行、鈴木亮平の息子役で出演!「まさかこういう形で…」

スポーツ報知
「西郷どん」に出演する西田敏行

 俳優の西田敏行(70)がNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜・後8時)の21日放送分から出演することを14日、同局が発表した。

 ナレーションとして同作に参加している西田は、主演の鈴木亮平(35)演じる西郷隆盛の長男・菊次郎役で役者としても出演することになった。1990年の大河「翔ぶが如く」で隆盛役として主演しているだけに、28年後に息子役を演じることについて、会見では「まさかこういう形で出ることになるとはゆめゆめ思っていませんでした。ハメられました。気持ちのいいだまされ方をしました」と驚きを隠さなかった。

 登場する21日から、いよいよ物語は最終章「明治編」に突入し、クライマックスを迎える。西田演じる菊次郎は隆盛と妻・愛加那との間に生まれ、後に京都市長まで務めた人物。会見に同席した鈴木は「面白いなあ、と思います。西田さんが息子役になると聞いて、今までのナレーションでは父親に向かって『キバレ!(頑張れ)』と言っていたのかと思いましたよ!」と軽妙なジョークでチャチャを入れつつ「役者として尊敬する大先輩」と敬意も口にした。

 西田は隆盛役で大河に主演した者として、継承者の鈴木について「僕は上野の西郷さんに近づけて作りましたけど、鈴木さんは西郷どんという人物を新たに作り上げた。西郷どんが鈴木亮平君の心の支柱になっている。新しい、オリジナルな西郷隆盛像を作り上げた」と絶賛。「(体重や風貌を自在に操る)デニーロ・アプローチですよね。他の役者さんにはマネできない。根性がビンビン、画面を通して伝わってきます」と評した。

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