宮沢りえ、藤子不二雄(A)展のセレモニーに出席「あびちゃんの作品が…」

スポーツ報知
藤子不二雄A氏と漫画「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造の決めぜりふ「ドーン」を披露した宮沢りえ

女優の宮沢りえ(45)が18日、東京・六本木ヒルズ展望台で19日から開催される「藤子不二雄(A)展―(A)の変コレクション―」(来年1月6日まで)セレモニーに出席し、漫画家の藤子不二雄(A)氏(84)に花束を贈呈した。

 同展は藤子氏がユニットを組んでいた藤子・F・不二雄さんと暮らしたトキワ荘を再現。代表作の原画などが飾られ、藤子氏の漫画家人生67年をたどれる。

 りえと藤子氏は「りえちゃん」「あびちゃん」と呼び合う旧知の仲。りえは藤子氏の代表作「笑ゥせぇるすまん」について「世の中の善悪を教えてもらった」といい、「いい作品は劣化しないと感じ取れる。この展覧会をきっかけにあびちゃんの作品がさらに広がって欲しい」と語った。

 一方、りえの応援団長と公言する藤子氏。りえを主人公とした漫画を書く可能性を聞かれると「美人を書いたことがないから僕の作品では書けない。怒られちゃうよ」と笑い飛ばした。イベント後の囲み取材では「これからは漫画は書かないかもしれない」と語る場面もあったが、「最近は『ONE PIECE』や『ジョジョの奇妙な冒険』みたいな僕たちの頃から進化した作品がある。僕はライバル心ではなく、憧れとして新しい漫画をみているので、もっともっと進化していってほしい」と漫画界の更なる発展を願った。

芸能

×