沢田研二に聞く、「会場いっぱいにしないとやらない」 一問一答

スポーツ報知
ファンに「申し訳ない」と謝罪した沢田研二

 17日にさいたまスーパーアリーナで開催予定だった公演を急きょ中止した歌手の沢田研二(70)が18日、横浜市内で取材に応じた。中止の理由について、事前に所属事務所とイベンター(チケットを販売し、ライブを制作する会社)から観客数が9000人と聞いていたが実際は7000人で、自身が求める満員にほど遠く、意地として中止を決断したと説明。開演前に会場から帰ったと明かし、「僕の実力不足。申し訳ございません」と謝罪した。代替公演を行う方向で調整していく。

 ◆ジュリーに聞く

 ―公演中止について。

 「残念です。取り返しのつかない結果になり、心よりおわび申し上げます」

 ―沢田さんの意地とは。

 「この世界で51年目。昔は、お客さんが半分でもお客さんが入ったらやってた時期もあった。でも、それはおかしい。やるなら会場をいっぱいにしないとやらない。イベンターと事務所ともっと頑張ってくれよと思う。僕の頑張りがまだ足らんのかな」

 ―自分で中止を決めた。

 「最終的には僕の責任ですから。現場では『えぇ?』という声はあったけど、どこかで理解してもらえてる部分もあった。『沢田、またやったか』と」

 ―事務所、イベンターに望むことは。

 「(2者は)『ライブをやりたい』が大前提。そこが僕と違う。できそうもない時にいつ結論を出すか。取り返しがつかない範囲が探せばある。前もって開催は無理だとなれば日を改めようという話もできる」

芸能

×