和田アキ子、竹内涼真と武道館で初コラボ 「笑って許して」をデュエット

スポーツ報知
「WADA fes」2日目公演に出演した(左から)武田真治、和田アキ子、竹内涼真(和田アキ子公式インスタグラム@ako50thより)

 デビュー50周年を迎えた歌手の和田アキ子(68)が初めて主催するフェス「WADA FES(ワダフェス)~断れなかった仲間達~」の2日目公演が18日、東京・日本武道館で行われ、俳優・竹内涼真(25)との異色のデュエットが実現した。

 17日と2日間にわたり行われた公演には、和田の熱烈オファーを“断れなかった”豪華アーティストが集結。初日は加山雄三、鈴木雅之、氷川きよし、この日はX JAPANのToshl、DA PUMP、AKB48(AKO選抜)らが花を添えた。

 2日間のゲストパフォーマンスの“トリ”は、「ホリプロ」の後輩で今をときめくイケメン俳優の竹内だった。

 和田に呼び込まれて竹内が登場すると、ひときわ大きな黄色い声援に包まれた。和田は「ドラマ(TBS系『下町ロケット』)の真っ最中なのに、来てくれてありがとう」と感謝。ライブ序盤に竹内がMCのさまぁ~ずとのトークで、公演タイトルにちなみ「『断れなかった』じゃなくて、『決まってた』んです」と笑いを誘った場面について和田は「あそこ(客席後ろで)聞いてた。すごい困った顔してたね」とニヤけた。

 歌好きで知られる竹内だが、普段は「カラオケバーレベル。人前で歌うのは初めて」といい、「リハーサルは人生で1番緊張した。でも、せっかくアッコさんと素晴らしい場で、素晴らしい皆さんがいるなら素人なんか関係ない、と。みなさんを楽しませるためにやるしかない」と意気込んだ。

 大ヒット曲「笑って許して」をデュエット。竹内が「笑って許して~」と和田に負けじとビブラートを効かせた力強い歌声を響かせると、すぐさま観客から「涼真~」とコールを浴びた。間奏では「行くぞ~」と観客の手拍子をあおるなどノリノリ。和田から「緊張している感じが全然しない」とステージ度胸を絶賛された。

 その後、サックスの武田真治も登場し、マーク・ロンソンfeatブルーノ・マーズの「UP TOWN FUNK」を3人でセッション。和田から「去年、NHKホールでコンサートやったときに来てくれて、涼真が『あの歌、かっこいいですね。いつか、やりたいです』って言った歌がある」と紹介された竹内は、すかさず「アッコさん、『いつか、やりたいです』は言ってなかったです」と訂正。たたみかけるように和田から「言ってなかった?」と突っ込まれ、空気を読んで「言いました!」と訂正して爆笑を誘った。

 50周年イヤーのラストステージを終えた和田は「1年間やってきたことがここで終わると思うと、みんなを帰したくないよね。こんなに幸せなことはない」と涙ぐみ、出演者や関係者、8000人の観客に感謝した。

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