趣里「初期衝動を大切に演じた」…映画「生きてるだけで、愛。」完成披露

スポーツ報知
舞台あいさつした趣里と菅田将暉

 女優の趣里(28)、俳優の菅田将暉(25)が20日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで映画「生きてるだけで、愛。」(関根光才監督、11月9日公開)の完成披露上映会に出席した。

 「異類婚姻譚」で16年に芥川賞を受賞した本谷有希子氏が原作。感情をコントロールできない女と、他人と距離を置く男の過激で滑稽な愛を描く。鬱(うつ)からくる過眠症で引きこもり気味の主人公を演じた趣里は「脚本の持つエネルギーを感じました。共感できる部分もたくさんありました。初期衝動を大切に演じました」と振り返った。菅田は「シリアスなシーンが多いですけど、そういう映画の方が仲良くなる。現場では楽しくやっていました」と同じ所属事務所の趣里とすっかり打ち解けた様子。趣里は「菅田さんって自然体な方ですよね。現場でもこのままでいて下さった」とたたえあっていた。

 映画の内容に合わせ、最近分かり合えた瞬間を聞かれると、共演の仲里依紗(29)は「家族では分かり合えてる方。だんなさんが仕事終わる頃かなと思ってLINEを送ろうとしたら終わったって来たりすることが、1、2回じゃなくて結構ある」と夫の中尾明慶(30)との相性の良さを明かしていた。

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