ビートたけし、毎年11月3日を“コントの日”に「第1回紅白歌合戦になると思う」

スポーツ報知
「日本コント協会」の(前列左から)渡辺直美、劇団ひとり、ビートたけし、サンドウィッチマンの伊達・富澤(後列左から)東京03の豊本・飯塚・角田、ロッチのコカド・中岡、新川優愛

 タレントのビートたけし(71)がNHKで初めて挑むコント番組「コントの日」(11月3日・後7時30分)の出演者や内容が21日、同局から発表された。このほど会見したたけしは「(コント界の)紅白歌合戦になると思う」と国民的番組への青写真を語った。

 「日本コント協会」会長を務めるたけしが、自ら選んだ会員たちとともに芸を披露する2時間半の特番。共演者は劇団ひとり(41)、渡辺直美(30)、サンドウィッチマン、ロッチ、東京03、女優の新川優愛(24)。各コントの通しテーマは「平成」だ。

 “たけし座長”がもくろむのは「コント版・紅白歌合戦」。「他のコント師も出たがるような(コント界における)第1回紅白歌合戦になると思う。民主主義で言うと、来年もやれるかどうかの勝負だね」とブチ上げた。大みそかの紅白に対抗して、今回放送される11月3日の「文化の日」を「コントの日」として定着させる野望も。「そうなったらNHKの入り口前に私のブロンズ像を…。クリスマスはサンタの衣装をさせて…二宮金次郎でも何でも」と銅像建立を目標に定めた。

 2000年の紅白歌合戦で氷川きよしの応援で志村けんとチャンバラコントを披露したことはあるが、NHKでの本格的なコント番組は初。「内心、縛りがキツいんだろうなと思って、評判落とすだけかなと思ったけど」と不安も抱いたようだが「お笑いは時代でジャンジャン進化していく。勉強になるからありがたかった」と語った。共演者について「オレが選んだわけじゃないんです」と正直に暴露し、6組を「えぇ~!」とズッコケさせつつも「NHKが持ってきたメンツを見て『これならいいよ』と。順当なメンバー」と信頼感を口にした。

 サンドウィッチマンの伊達みきお(44)は「たけしさんのパワーをお借りして『コントの日』を毎年できるように頑張ります」と誓った。渡辺は「素晴らしいコント師の先輩方と…。でも、コントを見ている時の顔が怖いです。後輩へのダメ出しはやめていただきたい!」と笑いを誘っていた。

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