EXILE 約3年ぶりの復活ツアーで岩手・釜石東中生徒114人と「Rising sun」披露

スポーツ報知
釜石東中の生徒たちと共演したEXILE

 人気グループ・EXILEが21日、約3年ぶりに9月からスタートさせた5大ドームツアー「STAR OF WISH」の東京ドーム公演で岩手・釜石東中学校の生徒114人と共演した。

 EXILEは東日本大震災などの被災地支援として、復興支援ソング「Rising Sun」の振り付けを教えるプロジェクト「夢の課外授業」を展開しており、これまで約3000人が参加してきた。

 同校生徒は8月19日、震災で全壊した校舎跡地に完成した「釜石鵜住居復興スタジアム」の“こけら落とし”のイベントでもEXILEメンバーと共演したが、この日は東京ドームの晴れ舞台でダンスを披露。プロジェクトリーダーで、15年でEXILEパフォーマーを卒業したUSA(41)はこの日はステージに立つことはなかったが、会場に駆け付け「復興スタジアムでの見事なパフォーマンスに、EXILEメンバーが本当に感動してくれて。『一緒にステージに立てたらすごくステキだよね』と今回、実現しました」と再コラボを喜んだ。

 「―Sun」は、復興支援ソングとして11年9月に発売。“未来へ”という思いで全員で同じ空に向かって指を突き上げる振り付けを取り入れた。USAは「いきなりレベルの高い『―Sun』を踊るというプロジェクトに戸惑っている子もいたんですが、半年前に僕らが初めて教えたその日から、みんなで協力し合って、教えあったりして、みんなで高めてくれた。今回の公演のために、さらに新しい振り付けを覚えなくてはいけなくて大変だったと思うけど、皆で頑張って、かなり良いパフォーマンスになったと思います」と子供たちの“雄姿”に目尻を下げた。

 東日本大震災以外にも、今年は特に台風や豪雨被害、9月の北海道胆振東部地震など災害が続く。USAは「『日本を元気に』というスローガンを掲げて、ずっとやってきた。その間にも日本にたくさん自然災害が起こって、被災した子供たちが増えてしまったという現実もある。もっともっと、このプロジェクトで北海道や西日本だったり、そこに足を運んで、皆で日本を元気にしたいなという思い。より強く思ってます」と語った。

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