小倉智昭キャスター「ジュリーとファンの間の絆には入り込めない」…ドタキャン後初公演の沢田研二に

　２２日放送のフジテレビ系「とくダネ！」（月～金曜・前８時）では、１７日にさいたまスーパーアリーナで開催予定だった公演を急きょ中止した歌手の沢田研二（７０）が２１日、大阪狭山市のＳＡＹＡＫＡホールで騒動後初の公演を行った様子を伝えた。

　公演では２曲目を歌った後に普段は行わないＭＣをはさんだ沢田。公演中止をファンに謝罪する一方、「スーパーアリーナを満杯にする新しい目標ができた」と前向きな発言。スーパーアリーナの代替公演を来年１月５日と２月７日、同じさいたまのソニックシティ大ホール（２５０５席）で行うことが内定した。

　観客からは大きな拍手が起こり、涙するファンも多かったという。感激して会場から出てきたファンの様子を見たＭＣの小倉智昭キャスター（７１）は「ジュリー（沢田研二の愛称）とファンの間の絆には入り込めないからね」とポツリ。

　「口パクになったら歌手をやめる」と話し、すべて生での歌唱、７０歳にして全国を細かく回っている今回の沢田のツアー日程が紹介されると、「最近は（音楽界全体で）ＣＤの売上が落ちてるからね。歌手の生命線はライブなんだよね。まだまだ頑張ってほしいです」と語った。