立川志らく、沢田研二ドタキャン謝罪に「興行主からしたら、かえって良かったんじゃないの?」

スポーツ報知
立川志らく

 22日放送のTBS系「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)では、歌手の沢田研二(70)が17日にさいたまスーパーアリーナで開催予定だった公演を急きょ中止し、21日に大阪狭山市のSAYAKAホールで騒動後初の公演を行い、ファンに謝罪した騒動について伝えた。

 コメンテーターとして生出演した落語家の立川志らく(55)は「いい悪いでいえば悪いんですけど」としながら、落語界の伝説として「(古今亭)志ん生っていう名人がいてね。酒を飲んで高座にあがって寝ちゃったんです。前座が起こしに行ったら客が『寝かしといてやれよ』って」と名人のエピソードを挙げ、「怒ってる客もいたと思うんですよ。今は何かあるとみんながワ~っと責めるけれど、ジュリーなんだから『勝手にしやがれ』って言っときゃね、それでいいんですよ」と沢田の代表曲をまじえて笑わせた。

 さらに「粋な客にならないと、世の中どんどんギスギスしちゃう。伝説も残らなくなっちゃう。本人も謝ってるんだから」と続け、最後は「だけど、興行主からしたら、かえって良かったんじゃないの? これがなかったら注目浴びてなかったですもん。ものすごい大注目浴びたんだから。怒ってる人は許してあげてください」と呼びかけた。

 志らくは19日放送の同番組でも「私だったらお客が1人でもやります。それが大前提」としながら、「アーティストだとか芸人っていうのはプライドで生きているんです」「アーティストの気持ちってのは、会社員とか学校の先生とかじゃないから、物凄いわがままなんです。だけども魅力があるんです」などと理解を示していた。

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