フィフィ、四つん這いの女子駅伝ランナーに「根性あるとか美談で評価するのは…良くない」

スポーツ報知
フィフィ

 タレントのフィフィ(42)が22日、自身のツイッターを更新。21日に行われた全日本実業団対抗女子駅伝(11月25日・宮城県)の予選会で、岩谷産業2区走者の飯田怜が負傷し、はいつくばった状態でタスキをつないだニュースについて持論をつづった。

 フィフィは「女子駅伝の流血四つん這いの件、選手自らは棄権を申し出ないからね」と前置きし、「それを根性あるとか美談で評価するのは今後の彼女のためにも、他の選手のためにも良くないんじゃないかな」とツイート。続けて「怪我してまでやるのが駅伝なんだよってプレッシャーかけてしまうようで、スポ根も行き過ぎるとパワハラの温床になるからね」とつづった。

 さらに「見守った結果ではなく、危険だと判断し監督が棄権を申し出たのにも関わらずそれがうまく伝わらず しかも監督が10キロ先にいたため止めることもできず 棄権という選択がなされないままタスキを繋げた結果ですよね?駅伝に携わってる方々が棄権を判断してたんですよ?これスポーツしてる方々の判断ですよ」と記し、「本人は自ら棄権できない。だから止めなければならなかった。今回は行き違いがあり止められなかったにせよ、もっと深刻な怪我を負うことも考えられる。スポーツは選手の身体のことを第一に考えることも大切だと。今回は仕方ないにしろ、今後はあってはならないと思う。責めてもいないし美談にもしない」と続けた。

 飯田は第2中継所の200メートルほど手前から、四つん這い状態で進み、3区走者に何とかたすきを渡した。レース後、飯田は右脛骨(けいこつ)骨折で全治3~4か月と診断された。

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