星野源が初の5大ドームツアー「人生の面白さを実感しています」男性ソロ歌手では5人目

スポーツ報知
3年ぶりの新アルバム発売と、初の全国5大ドームツアー開催が決まった星野源

 俳優で歌手の星野源(37)が、12月19日に3年ぶりの新アルバム「POP VIRUS」(ポップ・ウイルス)を発売し、来年2月から初の全国5大ドームツアー(全8公演、33万人動員予定)を開催することが22日、分かった。

 出荷枚数40万枚超のヒットを記録し、第8回CDショップ大賞を受賞した「YELLOW DANCER」(15年)以来の新アルバム。楽曲に合わせて踊る「恋ダンス」が社会現象を巻き起こしたTBS系連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(16年、新垣結衣主演)の主題歌「恋」を始め、9月まで放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(永野芽郁主演)の主題歌「アイデア」、日本テレビ系ドラマ「過保護のカホコ」(17年、高畑充希主演)の主題歌「Family Song」の収録が決まった。

 現在制作中のため、曲順、曲数など詳細な内容は未定だが、レコード会社担当者は「今までを取っ払って、新たな一歩を踏み出すようなものになる」と説明。星野の音楽的野心が詰まった一枚になるという。

 このアルバムをもって臨むのが、自身最大規模になる5大ドームツアー。昨年の全国アリーナツアー(全20公演)は20万人を動員し、チケットは各公演で即日完売する盛況ぶりだったが、さらなる高みを目指す。

 男性ソロ歌手の5大ドームツアーは桑田佳祐(62)、小田和正(71)らに続き、5人目。星野は「久しぶりのアルバム制作に没頭する楽しさ、初めてのドームツアーができる喜び。歌を作り始めた14歳の時には考えもつかなかった、人生の面白さを実感しています。自分にしかできないことをお届けするべく、たくさんの感謝を込めて音を作り、ライブを楽しみたいと思います」とコメントした。

 17年にエッセー集「いのちの車窓から」を発表し、文筆家としての顔も持つ。三刀流として、一段と輝きを放っていきそうだ。

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