宝塚雪組「ファントム」開幕 トップスター・望海風斗「強い思いがかなった」

2018年11月9日18時40分  スポーツ報知
  • ファントムことエリック役の雪組トップスター・望海風斗(中央)

 宝塚歌劇雪組公演「ファントム」(潤色&演出・中村一徳)が9日、兵庫・宝塚大劇場で初日を迎え、トップスター・望海風斗(のぞみ・ふうと)が念願のファントム役で本拠地に美声をとどろかせた。

 「ファントム」は宝塚では2004年に宙組で初演され、06年、11年に花組で再演。今回が劇団では7年ぶり4度目の上演となった。花組時代に2回出演している望海は「いつかやりたいって思っていたので、強い思いがかなったことへの喜びがすごくありました」と、念願の役に奮い立った。

 顔の醜さのため、生まれてからずっとオペラ座の地下で暮らしている男エリック(望海)が、衣装係のクリスティーヌの歌声に胸を打たれ、生きる希望を見いだすが…。望海は「これまでも闇を抱えていたり、屈折している役が続いていてエリックもそうですが、2回出させてもらっているので、いろんな角度から見える。また、エリックとしてこの作品を見ると、これまで感じなかったことが感じられる」と、主人公の心情に深くアプローチした。

 クリスティーヌ役のトップ娘役・真彩希帆(まあや・きほ)も「初演からずっとこの作品の大ファンだったので、跳びはねて喜びました」。望海と同じ花組時代、宝塚のCS番組で主題歌「Home(私の夢が叶う場所)」をデュエット。今回は大劇場のステージでの熱唱で、「歌劇団」の名にふさわしいパフォーマンスを見せた。

 望海は「『Home』の場面はエリックの人生の中ですごく特別な瞬間。人生の節目だと思います。すごく大事にしたい」と見どころに挙げた。

 12月14日まで。東京宝塚劇場では来年1月2日~2月10日に上演。

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