“おネエすぎるお坊さん”水無昭善さん、先輩僧侶の言葉に涙で感謝

2018年11月9日21時45分  スポーツ報知
  • 「爆報!THE フライデー」司会の爆笑問題

 “おネエすぎるお坊さん”として人気を博した水無昭善(しょうぜん)さんが9日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演。人気絶頂の頃に、テレビの世界から姿を消した真相を明かした。

 水無さんは2009年にフジテレビ系「笑っていいとも!」の「オモシロ素人募集コーナー」に“オネエ僧侶”として出演。そのキャラクターと毒舌で人気となり、本を出版すれば20万部を突破、2010年代のテレビで引っ張りだことなっていた。しかし13年、全ての雑誌とテレビ番組を降板し、所属していた高野山の師匠とも離れてしまったという。そのきっかけは「僧侶というのはデタラメ、住職を務める寺も存在しない」と女性誌に報じられたことだった。

 そんな水無さんに一言あると、映画「極道の妻たち」シリーズの原作者で先輩僧侶の家田荘子さん(60)が「爆報-」に登場。高野山の僧侶として活動している家田さんは、水無さんが教えを忘れたことや、なに1つ世間に釈明せず逃げていることがどうしても許せないと怒っていた。

 2人は高野山にある寺で初対面。水無さんは経歴詐称記事は「全くデタラメ」といい、師匠から一方的に「離弟(りてい)」を告げられたと主張した。

 水無さんによると、絶縁される1年前にある相談者とうまくかみ合わずけんか別れ。怒った相談者が、いやがらせや無言電話をかけ始めてきて、師匠にも電話をしてきたため、その言葉を信じた師匠が絶縁を言ってきたのだという。

 会話の中で、ふてくされた態度を繰り返す水無さんに「何でそんなに態度デカいの? 何様だと思ってたの?」と一喝した家田さん。「高野山のためにとか、布教のためにという気持ちが小さくなっていったのでは。芸能界で売れて、調子に乗っていたんでしょ」と言い放った。

 それでも「“オネエキャラ”っていう肩書がつらかったことは分かります」と優しく語りかけると、水無さんは「いつまでも“オネエ”“オネエ”と呼ばれて肩ひじ張っちゃって…」と吐露。家田さんが「頑張りすぎなくていいのよ」と話すと、水無さんは号泣した。

 水無さんには、幼少の頃から「亡くなった人間が見える」「人の未来が見える」という“能力”があったといい“オネエ気質”はその時から。周囲からは気味悪がられたが、この能力をいかそうと仏門へ。しかし同僚たちからは、オネエが気持ち悪いと煙たがられる存在に。さらにテレビで活躍し始めると反感や嫉妬を受け、高野山から距離を置くようになっていったという。

 この話を黙って聞いていた家田さんは「普通の人とは違うキャラクターだからテレビで使われた。それは個性。高野山の看板を背負って、特長を生かしてもっともっとやっていける、あなたにしか救えない人たちがいるはず」と水無さんにアドバイスした。この言葉に水無さんは、再び涙を流して感謝を伝えた。

 それから数日後、心機一転した水無さんは絶縁された師匠を4年ぶりに訪問。師匠は水無さんが直接来るのをずっと待っていたらしく、正式に復帰したという証明書を発行してくれた。

 高野山に復籍した水無さんは現在、独特のキャラクターをいかし「ファンクなお経を歌う動画」に挑戦するなど仏の道を世界に広めるための活動を開始している。

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