稲垣吾郎、3年ぶり再演舞台「No.9」でベートーベン役「最低でも吾郎の『56』まで演じたい」

スポーツ報知
公開稽古を行った元SMAP・稲垣吾郎

 元SMAPの俳優・稲垣吾郎(44)が10日、東京・赤坂ACTシアターで主演舞台「No.9 ―不滅の旋律―」(11日から12月2日まで)の公開稽古を行った。

 天才音楽家ベートーベンが聴覚を失い、「交響曲第九番」を生み出すまでの半生をつづった物語。

 3年ぶりの再演に、稲垣は「パワーアップした『No.9』をお届けできると思う。最低でも吾郎の『56(歳)』までは、ずっとやり続けたい」と意欲。役柄との共通点を聞かれると、「ヒステリックな所ですかね。香取(慎吾)くん、草ナギ(剛)くんにはヒステリックゴロチと言われている…。この間もインターネット番組で拡散して、軽く炎上しましたけど」と苦笑した。

 オーストリア・ウィーンのベートーベンゆかりの地を訪れ、役へのイメージを膨らませた。「『人間・ベートーベン』を感じることができた。身近に感じましたね。3年たっているので、成長は見てもらえると思う」と自信ものぞかせた。

 アパレルのオンラインショッピングサイト、ZOZOTOWNを運営する「ZOZO」の前澤友作社長(42)と交際中の剛力彩芽(26)が出演することでも話題の舞台。剛力の印象について「マジメな方。役としての距離を保ちたいので、(プライベートを)聞いたりはしませんね。心を響き合いながらね。これからお互いのことを知っていけたら」。前澤社長から差し入れがあったかには「いただいてないですね」。その後も執拗(しつよう)に食い下がる報道陣の質問攻めにあい、「現実的なワードはね…。この後、ゲネ(で彼女と顔を合わせる予定)なんでね。皆様の気持ちは分かりますけど」とかわした。

 草ナギ、香取らと昨年10月に新事務所「CULEN(カレン)」に移籍し、約1年が過ぎた。稲垣は「思ったより順調で、ありがたい。ファンの方も付いてきてくれて、スタッフの方も協力してくれて。(報道陣の)皆さんもカメラを出してくれて」と感激の様子だった。

 同公演は、12月7日から10日まで大阪・オリックス劇場、12月22日から25日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、来年1月11日から15日まで福岡・久留米シティプラザで。

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