大森南朋、40代から始まる日本武道館への夢…18日にバンド「月に吠える。」単独ライブ開催

2018年11月11日6時0分  スポーツ報知
  • 笑顔でインタビューに応じる大森南朋
  • リーダーの塚本史朗(右)とポーズを決める大森
  • インタビューにこたえる大森南朋

 俳優の大森南朋(46)が、リードボーカルを務める4人組ロックバンド「月に吠える。」が、今月18日に東京・新宿BLAZEで単独ライブを行う。14年の結成から活動を続けてきた。大森は俳優として地位を確立する一方、「40代から武道館」と将来的な日本武道館公演を目標に掲げた。

 6月から「気まぐれジョニー」など3週連続で作品リリースするなど、来年の5周年を前に活動を本格化。今回のライブを「集大成」と位置付ける。結成時は42歳。「40からライブハウスを回り始めた。まだ手探りだけど、僕らにとっても挑戦」と力を込めた。

 俳優の麿赤児(75)を父、映画監督の大森立嗣氏を兄に持つ一家に育った。「何だったら、こんなことしなければ、もっといい俳優の仕事もあったかもしれない(笑い)。でも、俳優よりも先にギターを弾く少年だった」。21歳で映画「サザンウィンズ4~トウキョウ・ゲーム」(93年)でデビュー。その後、20代はバンド活動にのめり込んだ時期もあったが、映画「殺し屋1」(01年、三池崇史監督)をきっかけに、俳優一本に絞った。

 「月に―」は、20年ほど前から親交のあったリーダーのギター・塚本史朗(42)、ベーシスト・長野典二(40)、同じ事務所に俳優として所属するドラム・山崎潤(45)と結成した。塚本は「前から『バンド、やるか』という話はあったけど、その日で消化して終わるという感じでした。1年に1、2回とか話していたけど、14年に初めて僕が、そのまま折り返しの連絡をして『本当にやります? やりましょうよ』と。南朋さんは、自分が思っていた以上に、ずっとギターをやっていた感じのように見えた。メチャクチャ弾ける。『お願いします! もったいないですよ』って」。背中を押される形で、大森も一歩を踏み出すことを決めた。

 楽曲は、大森が作詞作曲を手がける。「俳優を張り切ってやっていたときも、ずっと家で曲作ったり、歌詞書いたり。アコースティック1本で、酔いながら作って猫に曲を聴かせる、みたいな」。気晴らしだった音楽は、俳優業にもプラスとなった。「舞台も映画もドラマも、それだけで色が変わって、それぞれ純粋に取り組める。それが、より違うバンドが裏側にあると、俳優という仕事も、すごく気持ち良くなる」と相乗効果を明かした。

 出世作となったNHKドラマ「ハゲタカ」(07年)に主演した当時35歳だった。「苦労とは思っていなかったけど。色んなことが自由にできるようになったのが遅かった。それが引き金になったと思う」。“遅咲き”だからこそ、長いスパンで夢は広がる。「いずれは全部やりたい。監督して主演して、音楽もやって。忙しいですね」と笑った。

 40代後半を迎えた今が一番、充実感を抱く。映画「鈴木家の嘘」(16日公開)、またEXIILEのAKIRA(36)とダブル主演する映画「この道」(来年1月11日公開)も控え、ライブ後に新作の撮影も控える。「40代50代、まだまだ枯れていられないですよ」―。

 ◆大森 南朋(おおもり・なお)1972年2月19日、東京都出身。46歳。01年「殺し屋1」で映画初主演。03年「ヴァイブレータ」でキネマ旬報ベスト・テン助演男優賞、07年「ハゲタカ」ドラマ版でエランドール新人賞、09年映画版で日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞。ドラマ、映画、舞台の出演作多数。12年に女優・小野ゆり子(29)と結婚。

 ◆プレゼント 「月に吠える。」のバンドTシャツ、CD「第一巻」をそれぞれ3人に。はがきに〒住所、氏名、年齢、電話番号、本紙の感想を書いて〒108―8485 報知新聞社文化社会部「月に吠える。」係まで。11月15日必着。

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