藤井聡太七段、TV解説デビュー…12・1羽生竜王VS菅井七段

スポーツ報知
藤井聡太七段

 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(16)がテレビ解説者デビューを飾ることが12日、分かった。12月1日にインターネットテレビ局「ニコニコ生放送」で放送される第4期叡王戦本戦トーナメントの羽生善治竜王(48)対菅井竜也七段(26)戦の解説を担当する。

 日本将棋連盟によると、藤井七段は今年7月の専門ケーブル局「囲碁・将棋チャンネル」の放送で、同2月に行われた第11回朝日杯オープン戦決勝で広瀬章人八段(31)を破って優勝した一局を自戦解説したケースはあるものの、第三者の将棋についてテレビ番組で語るのは初めて。

 レギュラーで対局中継を行っているNHKやニコニコ生放送、AbemaTVでは解説者を棋士が務め、真剣勝負の時では見られない素顔やプライベートのエピソードなどを知る貴重な機会になっているだけに、藤井七段がどんなトークを展開するか注目される。

 羽生竜王は言わずと知れた第一人者。菅井七段は9月まで王位のタイトルを保持していた実力者。対局の内容も注目されるが、藤井七段は既に専門誌など活字メディアで他の棋士の対局について鋭い視点の解説を披露しているだけに、思考の一端に触れる時間にもなりそうだ。

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