日本テレビ「イッテQ」18日放送で謝罪へ 祭り企画が当面自粛も

スポーツ報知
日本テレビ

 日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」(日曜・後7時58分)の人気コーナー「祭り企画」が「やらせ疑惑」などと報じられている問題で、レギュラー出演陣が12日に収録を行い、番組内で騒動についてコメントしていることが14日、スポーツ報知の取材で分かった。

 11日のオンエアでは疑惑に触れることはなかったが、18日の放送ではなんらかの謝罪がなされるとみられる。関係者によると、祭り企画は当面、新作の収録は行わないようだ。

 また、15日発売の「週刊文春」は、昨年2月に放送されたタイの「カリフラワー祭り」について、でっち上げがあったなどと報じている。タイで行われた年に一度のカリフラワー収穫の祭りは存在せず、同所のスポーツ交流大会での野菜収穫競争として撮影の申請がされていたなどと報道。この企画のコーディネート会社は、8日発売の「文春」が報じたラオスの橋祭りと同じM社であるなどとした。

 同局広報部はこれらの疑惑について、スポーツ報知の取材に書面で回答。番組の意向でM社が主催者に祭り企画の提案をしたケースや、M社に支払った撮影経費の中から出演者に協力費などが支払われていたことなどを認め、「コーディネート会社との長年にわたる協力関係に甘え、企画についての確認が不十分なまま放送に至ったことについて、当社に責任があると考えております」とコメントした。また、同広報部は「やらせとの認識はない」としている。

 関係者によると、月末にも放送倫理・番組向上機構(BPO)に詳細な報告書を提出し、判断を仰ぐ考えだ。

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