綾戸智恵“マリア・カラス映画”にカラス姿での登場できず。こてこての関西弁で監督を圧倒

スポーツ報知
映画「私はマリア・カラス」でトークイベントを行った綾戸智恵とトム・ヴォルフ監督

ジャズ歌手の綾戸智恵(61)が15日、東京・神楽座で仏映画「私は、マリア・カラス」(12月21日公開)でメガホンを執ったロシア生まれのトム・ヴォルフ監督(33)とトークイベントを行った。

 スキャンダラスなイメージもありながら、20世紀最高のオペラ歌手といわれたカラスを、本人告白の秘蔵映像を中心に構成した映画。綾戸は「まいど~、カラスと私、全然ちゃうのに、何で私なん? 足の爪を痛めてなければ、カァ~カァ~とカラスのように出てきたかったんやけど」と残念がりながら、ボケてみせた。

 偉大なカラスの印象について「人間だけでなく、鳥や犬にまで自分の歌を聴かせようとしてたのでは、思うほど全てを引き込む力があった」といい、「この品のええ若いボンボンが映画をつくってくれてた」とにっこり。監督から「私より作品の魅力を知っていて伝えてもらえた」と感謝されていた。テンション全開、こてこての関西弁でまくし立てる“おなじみの光景”だったが、このニュアンスが、通訳から監督にどこまで伝わっていたかは不明だ。

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