大泉洋「グリンチ」日本語吹き替えにボヤキ節「何をやっても本国のチェックが入る」

スポーツ報知
アニメ映画「グリンチ」公開記念イベントに出席した大泉洋と横溝菜帆

 俳優・大泉洋(45)と子役の横溝菜帆(10)が16日、大阪・此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で日本語吹き替え版声優を務めたアニメ映画「グリンチ」(12月14日公開)の公開記念イベントに出席した。

 主人公・グリンチの声を担当した大泉は「何をやっても本国(アメリカ)のチェックが入る。(本編の声優を担当した俳優・ベネディクト・)カンバーバッチさんに合わせろと。カンバーバッチさんはいいですよ。好き勝手に『ワオ!』とか『オー!』とか言ってるから。私はそれに合わせないといけないので大変。途中でやめようかと思いました」と笑いを誘いながらもボヤキ節だった。

 今作は、「ミニオンズ」シリーズを手がけた「イルミネーション」の最新作。友達もいないひねくれ者のグリンチが、村から大嫌いなクリスマスを盗んでやろうと、とんでもない計画を立てるというストーリー。

 クリスマスの思い出を聞かれた大泉は「家族はできてからは、娘とクリスマスを楽しく過ごしています。でも、子どもの頃はグリンチ並みにひねくれていて、『クリスマスなんてたいしていらねえな』と思っていた。彼女もいなかった日々は本当に地獄で『なに、この日?』と思っていましたね」と、ホロ苦い思い出を振り返っていた。一方の横溝は「去年、おばあちゃんにクリスマスプレゼントですごいかわいいコートをもらって、それが思い出です」と答え、大泉も「かわいいねえ」と目尻を下げていた。

 イベントでは、USJで開催中のミニオンたちによる「イエロー・クリスマス」をグリンチが盗み、緑一色の「グリンチマス」に変えた。また、期間中には劇中に出てくる子どもの頃のグリンチ「ベビーグリンチ」にも会場で会えるという。

芸能

×