遠藤憲一、主演映画公開舞台あいさつで下積み時代を回顧「お客さんが4人だった」

スポーツ報知
舞台あいさつに登壇した遠藤憲一

 俳優の遠藤憲一(57)が16日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた主演映画「アウト&アウト」(きうちかずひろ監督)初日舞台あいさつに共演の竹中直人(62)、要潤(37)らと登壇した。

 同作は元ヤクザの探偵と7歳の少女のバディもの。遠藤はいっぱいの客席を見渡し、「30代の時に単館で公開した映画はお客さんが4人だった。今日はこんなにお集まりいただき、ありがとうございます」としみじみ。同作は全国約65館で公開される。「テレビで予告をバンバン流せるほど、ものすごいでかい規模の映画ではないので、得意ではないバラエティーにもたくさん出て、自分に持っているものを全部はき出した。当分バラエティーには出られないかも」と体を張ったPRを振り返った。

 同じく個性派俳優として確固たる地位を築いている竹中との共演については「竹中さんは会うとふざけた芝居ばっかしている。今回は厳しい、きうち監督のもと真面目なトーンでグーでした」とニヤリ。一方、遠藤に褒められた竹中は、「まるで僕が全部ふざけているみたいじゃないか!?」と反論。さらに同作の完成版をまだ見られていないというが、「最高傑作です」と答え、周囲の笑いを誘った。

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