長与千種、犯人扱いされていた「ワッと警察に取り囲まれた。私じゃない…」

スポーツ報知
小指を剥離骨折した長与千種

 女子プロレスラー・長与千種(53)が20日、TBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)に生出演。19日に札幌で夫婦げんかの仲裁に入って負傷した一部始終を語った。

 19日の午前3時頃、札幌市内の駐車場で男女のけんかを仲裁していた。長与はジャージー姿で登場。左手小指を負傷した長与は薬指、小指を包帯でぐるぐる巻きにした状態で「小指が曲がらなくなって…。剥離骨折しているだろうと…。靱帯(じんたい)までいっているかもしれない。このあと病院に行きます。結構痛い。10段階の8くらい(の痛さ)」と激戦を振り返った。

 女子プロレス団体「Marvelous(マーベラス)」代表も務める長与は、当時居合わせた若手レスラーと仲裁の状況を再現。悲鳴を聞きつけて駐車場に駆けつけると、女性の上に男性が乗っかかり首を絞めていた状況だった。長与は男性を起こしたが攻撃は加えず。「やり過ごすことは出来なかった。(相手が)武器を持っていなかったのでどう防御しようかなと…」。その後、組み合っていた手を放すと、男性に髪の毛をわしづかみにされ「ボソッと抜けた」と振り返った。若手レスラーにも「リング以外で人には手を出していけない」と教えていたため、防御一辺倒だったという。

 その後、警察が駆けつけたが、男性よりも長与の方に寄ってきたという。「ワッと警察に取り囲まれた。私が犯人じゃないんですけど…」と最初は犯人扱いされたことを明かした。

 「ずっと悪役でやってこなかった。ヒーローでやってきたので…」とベビーフェイスとしての役割を果たした。事件には午前3時頃に2次会を終えていたときに遭遇。「帰る前にジンギスカンをどうしても食べたかった」と話して笑わせた。

 番組ではかつての同僚にインタビュー取材。「クラッシュギャルズ」でコンビを組んだライオネス飛鳥(55)は「誇りに思います」。ジャガー横田(57)は「良くぞやった、さすが千種だ」と勇敢な行動をたたえていた。

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