香川照之、自身プロデュースの昆虫モチーフの子供服をお披露目「もう誰も俳優とは思ってない…」

俳優の香川照之（５２）が２０日、東京・上野の国立科学博物館で、自身がプロデュースした昆虫がモチーフの洋服ブランド「Ｉｎｓｅｃｔ　Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ」のお披露目会見を行った。

　芸能界随一の昆虫マニアで、ＮＨＫ　Ｅテレの「香川照之の昆虫すごいぜ！」（不定期放送）でカマキリ先生に扮（ふん）したキャラクターで人気を集める香川。本業の俳優、歌舞伎の仕事に加え、今回は昆虫イラストをあしらった子供服を展開する新会社の代表に就任し、「今となってはカマキリ先生と認識されてまして、もう誰も俳優とは思ってない…」と笑わせた。

　「子供が昆虫を通じて大人と楽しみ、学ぶカジュアルな服」をテーマにした服育事業で、アリやカブトムシなど９種類の昆虫をデザインしたシャツ、カーディガンなどを紹介。胸と背中にカマキリが刺しゅうされたオレンジ色のセーター姿で登場し、「この日のために１点だけ大人用を作りました。背中にもカマキリがいるんです！」と猛アピール。「昔見てた（アニメ）『ど根性ガエル』のピョン吉が何で後ろにいないんだと感じていたので、後ろにも入れた」と熱弁していた。

　商品の収益の一部は、日本自然保護協会に寄付される。