貴景勝初Vの九州場所千秋楽中継、瞬間最高27・7%の高視聴率

スポーツ報知
錦木(右)を下し、優勝を決めた貴景勝

 小結・貴景勝(22)=千賀ノ浦=が初優勝を飾った25日の大相撲九州場所千秋楽のNHK総合の生中継(後5時)の平均視聴率が22・6%だったことが26日、分かった。

 千秋楽で前頭3枚目・錦木(伊勢ノ海)から13個目の白星を挙げ、2敗で並ぶ大関・高安(田子ノ浦)が結びで敗れたため、史上9例目の小結Vが決定。午後5時34分、優勝が決まった場面で瞬間最高27・7%もの高視聴率をマークした。

 前師匠の元貴乃花親方(元横綱)に続く偉業で、22歳3か月での優勝は年6場所制定着(58年)以降の初土俵で年少6位。消滅した旧貴乃花部屋の力士としては初Vで、激動の1年を乗り越え殊勲、敢闘賞も獲得した。

 優勝インタビューでは「まさか出来るとは思っていませんでした。毎日、自分の相撲がとれて良かった」と話し、「場所前からいい稽古ができた。新しい部屋でも一生懸命がんばっていくことが次につながると思っています」と喜んだ。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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