高畑充希がTBS新ドラマで長髪をバッサリ「スッキリして役に臨めている」

スポーツ報知
バッサリと切ったヘスタイルで「メドン・ド・ポリス」に出演する高畑充希(C)TBS

 女優・高畑充希(26)主演の来年1月スタートのTBS系金曜ドラマ「メゾン・ド・ポリス」(金曜・後10時)がクランクイン。若手刑事を演じる高畑が、長髪をバッサリ切ったボブヘアを披露した。

 主人公の若手刑事・牧野ひより(高畑)が、退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、何やらワケありの“おじさま”たちに振り回されながら事件を解決していく1話完結の刑事ドラマ。高畑は刑事役初挑戦で、事件解決のハラハラやスッキリ感、またホームドラマのように親しみやすくて愉快な掛け合いが見どころになっている。

 原作小説の表紙絵には、髪を結わえたひよりが描かれているが、原作と脚本を読んだ高畑が自らボブヘアを監督に提案。スタッフ全員一致でその意見が採用され、20センチほどバッサリ切って撮影に臨んだ。ひよりはいい意味で“個性がない”女の子だなと思ったという高畑は、「監督はじめスタッフの方々と相談しているうちに『バッサリいくのもいいね』とみんなで盛り上がり、バッサリと(笑)。いざ切ってみるとすごく気持ちがスッキリして、スーツを着ると『よし、ひよりだぁ!』とスイッチが入る気がします」と語る。

 同作には「メゾン・ド・ポリス」に住む近藤正臣(76)、角野卓造(70)、野口五郎(62)、小日向文世(64)、西島秀俊(47)ら“おじさま”が共演するが、そのほかのキャストも決定。ひよりが所属する柳町北署の鑑識係でひよりのよき相談相手である杉岡沙耶役として、映画やテレビドラマで活躍を続ける西田尚美(48)が、買い物コーディネーターとしてメゾンに出入りし、おじさまたちの御用聞きとして活躍する瀬川草介役に、次世代を担う若手俳優のひとりで爽やかな笑顔が魅力の竜星涼(25)が出演する。そして、ひよりの先輩刑事・原田照之役は、映画、ドラマ、舞台、ミュージカルなど様々なジャンルで存在感を放つ木村了(29)が、刑事課長でメゾンとひよりをつなぐことになる新木幸司役には、昨今の映画、テレビドラマには欠かせないバイプレイヤー・戸田昌宏(50)が演じることになった。若手、中堅、ベテランと各世代が満遍なく揃った出演者が、クセの強いメゾンの“おじさま”たちとはまた違った存在感を発揮する。

 高畑は、「先日リハーサルで、共演させていただく方々と顔を合わせることができたのもあって、違和感や変な緊張感なくクランクインを迎えられました。皆さんめちゃくちゃ楽しい方ですし、何でも受け止めてくださるので、すごく穏やかな気持ちで現場にいます。西島さんとは朝ドラで親子役だったんですが、その時は1シーンしかご一緒できなくて。でも今回はタッグを組んで捜査できるので、すごくうれしいです。リハーサルでは『役の距離感が近い』と、監督に叱られてしまいました(笑)。序盤は仲の悪い設定なので、頑張って仲悪くやらなきゃって思ってます(笑)」とコメントした。

 ◆第1話あらすじ

 柳町北署の新人刑事・牧野ひより(高畑充希)は念願かなって刑事課に配属されて2年目、やる気に満ち溢れていた。そんなある日、所轄内で人が焼かれる動画が投稿サイトにアップされるという事件が発生。捜査本部は5年前に起きた焼殺事件の模倣犯と見て捜査を開始。ひよりは事件の手がかりを探るべく、「デスダンス事件」と呼ばれたその5年前の事件を担当していた元刑事・夏目惣一郎(西島秀俊)から話を聞くため、高級住宅街にある古びた洋館を訪れる。この洋館には、館のオーナーであり元警察庁のキャリア・伊達有嗣(近藤)、ジャージ姿で新聞を読んでいる現場主義の元所轄の熱血刑事・迫田保(角野)、キザな口調でひよりに近寄ってくる元科学捜査のプロ・藤堂雅人(野口)、管理人として家事全般を担当する元警務課勤務・高平厚彦(小日向)、そして高平の下で雑用係をしている元警視庁捜査一課の敏腕刑事・夏目が暮らしていた。ここは元警察官のおじさんばかりが共同生活を送るシェアハウスだったのだ。ひよりは夏目に話を聞きにきたのだが、当の夏目は口を割ろうとせず藤堂や迫田のペースで事が進んでいく。警察を退職した、いまや一般人のおじさんたちが捜査に介入しようとすることにひよりは慌てるが、「上には私が一声かけておきましょう」という伊達の謎の一言で話は進んでいってしまう。こうしてひよりとおじさんたちの不思議な捜査会議が始まった。老眼、腰痛、高血圧だが捜査の腕は超一流のくせ者おじさんたちと共に、ひよりは事件を追っていくことになる。

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