長嶋一茂、「中川家」剛らもパニック障害に悩まされていた

スポーツ報知
長嶋一茂

 ジャニーズ事務所は28日、5人組アイドル「Sexy Zone」の松島聡(21)が突発性パニック障害の療養のために一定期間の活動を休止することを発表した。6年連続6度目の出場が決まっている大みそかのNHK紅白歌合戦は、4人でのパフォーマンスとなる。同事務所では先月末にも6人組グループ「King&Prince」の岩橋玄樹(21)が同様にパニック障害で今月初旬から活動休止することが発表されたばかりだった。

 タレントの長嶋一茂(52)は巨人時代の96年にパニック障害を発症したことを、今年5月のテレビ番組で激白して話題となった。08年には、うつ状態にも陥ったという。10年には著書「乗るのが怖い 私のパニック障害克服法」を出版した。

 「中川家」の中川剛も、90年代後半から闘病経験があったことをテレビ番組や著書で明かしている。女優・田中美里は02年にテレビ番組でパニック障害と診断されたことを告白した。歌手のyui、大江裕も数年間の療養生活を送ったことはあるが、その後に復帰。元オリックス・小谷野栄一さんは06年の発症から病気と向き合いながらプレーを続け、今季限りで引退した。

 ◆パニック障害 突然、動悸や胸が痛くなるなどの発作が出る病気。体の震え、手足のしびれ、吐き気などを伴うこともある。発作を恐れる「予期不安」が生じることで、交感神経が高ぶった状態になり、さらに重症化する。電車や飛行機、エレベーターなどの「広場恐怖」を感じることが増え、引きこもりや、うつ病につながる恐れも。20~40歳代での発症が多く、日本では100人に1人が発症するといわれている。

芸能

×