「霜降り明星」が新王者の「M―1グランプリ」は18・8% 昨年上回る高視聴率

スポーツ報知
優勝した霜降り明星のせいや(左)と粗品

 2日にテレビ朝日系で生放送された漫才師日本一を決定する「M―1グランプリ2018」決勝(後7時)の平均視聴率が18・8%の好数字を記録したことが3日分かった。

 今年は第14代王者に結成6年目のコンビ「霜降り明星」が輝き、エントリー4640組の頂点に立った。とろサーモンが第13代王者に輝いた昨年の15・4%を3・4ポイント上回った。

 「霜降り明星」は初の決勝進出だったが、せいや(26)の全身を使ったダイナミックなボケと粗品(25)のボキャブラリー豊富な鋭いツッコミを武器に、豪華客船ネタの1本目では最高得点の662点で通過。和牛、ジャルジャルと3組で争われた2本目も、幼少期の懐かしエピソードのネタで爆笑をさらった。ファイナルジャッジで4点を先取し、王者が確定すると、2人は何度もこぶしを突き上げ喜び、粗品は涙ぐむ場面もあった。

 賞金1000万円の使い道について、粗品は「母ちゃんが欲しいものを10個買ってあげて、残りは後輩の借金を立て替えたい」。せいやも「じいちゃん、ばあちゃんに豪勢なものを。1本目のネタみたいな豪華客船に乗せようかな」と語っていた。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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