真木よう子 炎上案件を手がける弁護士役 報道陣に囲まれるシーン「恐怖でした」

スポーツ報知
取材会に出席した(左から)岩田剛典、真木よう子、仲里依紗

女優の真木よう子(36)が4日、東京・渋谷のNHKで同局土曜ドラマスペシャル「炎上弁護人」(15日、後9時)の取材会に出席した。「やっていて爽快感があったし、和気あいあいと撮影することができました」と笑顔で振り返った。

 演じたのは、世間やマスコミにバッシングされる“社会の敵”となった人々の案件を手がける弁護士。元々は大手事務所で企業のリスクマネジメントを担当するやり手ながら、企業の炎上案件をめぐって事務所を追われた役どころだ。今作をきっかけにSNSに対する考えの変化について「(役柄の)度会美帆は最初『ネットの向こうは魑魅魍魎(ちみもうりょう)』というセリフがあったけど、ネットの社会も人対人ということに気付く。私も、役に伴って気付いた部分ではある。得体の知れないものがうごめいているのではなく、人が書いているもの、というのは、すごく思いました」と語った。

 また、劇中では炎上案件を手がける弁護士として多くの報道陣に囲まれるシーンがある。「あのとき、ものすごいマイクと人に、結構な至近距離で囲まれた。あれは、恐怖でした。悪いことした政治家さんとか、こういう気分なんだと。しかも、悪いことしていたら、なおさらだろうなと。悪いことはしないようにします」と笑った。SNS発信をきっかけに炎上した主婦役を仲里依紗(29)、ネット記者役をEXILE、三代目J Soul Brothersのパフォーマー・岩田剛典(29)が演じた。

 真木は1月に前所属事務所から独立し、9月に「レプロエンタテインメント」とマネジメント契約を結んだ。公の場は、6月22日に主演映画「焼肉ドラゴン」(鄭義信監督)の初日舞台あいさつに登場して以来。来年はテレビ東京系ドラマ「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」(1月スタート、月曜・後10時)に主演することも決まっている。

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