仲村トオル、涙の弔辞「また黒澤さんの手のひらの上で旅したい」…黒澤満さん告別式

スポーツ報知
涙ながらに弔辞を読んだ仲村トオル

 11月30日に肺炎のため死去した映画プロデューサー・黒澤満さん(享年85)の葬儀・告別式が7日、東京・青山葬儀所で営まれ、女優の吉永小百合(73)ら約400人が参列した。

 故・松田優作さんや舘ひろし(68)らを育てた黒澤さんのプロデュース映画「ビー・バップ・ハイスクール」(1985年)でデビューした仲村トオル(53)が弔辞を読んだ。「33年前の夏、父親を亡くした次の年に黒澤さんと出会いました。雑誌の片隅に『出演者募集』の記事を見つけ、オーディションに参加しました。黒澤さん、選んで下さって本当にありがとうございました。もし来世があるなら、また黒澤さんの手のひらの上で素晴らしい人たちに出会う旅をしたいです」。祭壇の遺影に向かい、約10分間にわたって涙を流しながら語り掛けた。

 出棺時には、父と同じように育てられた松田翔太(33)と仲村がひつぎを支え、吉永はそっと手を合わせていた。

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