上沼恵美子、久保田&武智の暴言語った「周りが騒いでいるほどではないのよ」

スポーツ報知
番組の収録を終え読売テレビを出る上沼恵美子(カメラ・豊田 秀一)

 2日に開催された漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」で審査員を務め、終演後に「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)と「スーパーマラドーナ」の武智正剛(40)に暴言を吐かれたタレント・上沼恵美子(63)が8日、大阪・読売テレビでレギュラー番組の収録に参加した。「周りが騒いでいるほどではないのよ」と、「怒り心頭」との報道をやんわり否定する大人の対応を見せた。

 上沼はこの日、「気になる情報のウラのウラ 上沼・高田のクギズケ!」(日曜・前11時40分)の2本分の収録に参加。視聴者観覧番組で、1本目の収録の見学者によると、番組冒頭で騒動について「周りが騒いでいるほどではないのよ」と、さらりと話したという。暴言について、さほど怒ってはいないと受け取れる言葉だ。

 同番組は高田純次(71)との司会コンビで、芸能・社会の旬な話題をパネリストと議論する。騒動後、初の情報バラエティー番組だが、M―1の話題については触れず、「いつものようにニコニコしていた」と観覧者。平常通りの上沼だったという。

 一方、この日、久保田と武智は大阪で仕事をこなした。久保田は相方の村田秀亮(39)とともに午前11時、お笑いライブ会場の大阪・たかいし市民文化会館へ。ハイヤーから降りる際、報道陣から「上沼さんへの謝罪は」との問いには「ゲホゲホ」とせき込み、無言で会場内に消えた。

 午後6時半まで3回公演。漫才の部に“時の人”が登場すると会場はドッと沸いた。村田が「すみません、お騒がせしまして」と謝罪の言葉で落ち着かせようとしたが、久保田は「これだけ炎上すると『あぶりサーモン』」「石を投げられるかと思った」と自虐ボケを連発。これに村田は「携帯見たら、(ニュース画面は)全部、お前の写真と武智。たまに俺の写真も出てくる」と、一連の報道をぼやいてみせた。久保田は漫才中の「オバチャン」のセリフにも過剰反応して笑いを取っていた。

 この日、上沼と久保田、武智の3者の仕事場が大阪に重なったため、直接謝罪するかどうかに注目が集まったが、久保田と武智は読売テレビには姿を見せなかった。上沼は収録終了後、取材に応じることなく局を後にした。その後の3者の動向は不明。10日に上沼はABCラジオ「こころ晴天」(正午)に生出演。発言が注目される。

芸能

×