松本人志、久保田&武智の上沼恵美子への暴言問題に「彼らはハロウィーンで騒いでいた若者たちと同じことをやっている」

スポーツ報知
松本人志

 「ダウンタウン」の松本人志(55)が9日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・前10時)に出演。自身が審査員を務めた2日にテレビ朝日系で放送された漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」の放送後に「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)と「スーパーマラドーナ」の武智正剛(40)が審査員を務めたタレント・上沼恵美子(63)へ暴言を吐いた問題に「一番言いたいのは、オレ、エンディングで泣いてねぇし」とボケた後に、「動画は見てないです。ただ、いやがおうでも耳には入ってくるので」とし「簡単に言うとハロウィーンで騒いでいた若者たちと同じことをやっているんですよ」とコメントし、その上で「ただ、違うのは彼らも40のおっさんやし、上沼さんは軽トラじゃないし」と不快感を示していた。

 今回の問題は、久保田と武智が「M-1」放送後に武智のインスタライブで「酔ってるからっていうのを理由に言いますけど、そろそろもうやめてください」と発言。さらに「お前だよ、一番、お前だよ。分かんだろ、右側のな!」と突きつけ、審査員席で一番右側に座っていた上沼を暗に批判していた。これに武智も「右のオバハンにはみんなうんざりですよ」と同調した。この動画にSNS上で炎上状態となる騒動に発展。上沼は3日に自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で審査員を引退すると宣言。4日に久保田と武智は、それぞれのツイッターを更新し暴言を謝罪した。

 この問題を受け、上沼の左隣の席で審査員を務めた松本のツイッターにフォロワーから今回の問題に対し、「ワイドナショーで松本人志さんの意見を全国の皆さんが期待して待っております」。「絶対ワイドナショーで久保田と武智の上沼さんに対する暴言を取り上げてくださいね」。「盛り上がったM1に水を差したとろサーモン久保田とスーパーマラドーナの武智をワイドナショーで説教してください」など見解を求める書き込みが集中し、松本の対応が注目されていた。

 松本は自身の若い時代に「若い頃は審査員に生放送で盾突いたこともあるんですけど。ボクはお酒に任せて言ったことはないし、本人に直接言ってきたし。また、その人はお笑いにまったく関係のない審査員がすごくえらそうに言ったのでボクも途中で切れてしまったんですが」と振り返り、今回の問題に「彼らは何より勉強不足ですよ。上沼さんという人がどれだけの人か本当に分かっていない。勉強不足だし、勉強が不足していることすら勉強できていないと思います。やっぱりあの人がやってきた功績かんがえたらすごいし。吉本じゃない人で女性目線でボクより先輩で当然、尊敬出来る人であのポジションに座れる女性はあの人しかいないので。そこを言われてしまうと、いやぁオレはキツイなと」と指摘した。

 さらに今回の動画に「恐らく上沼さんのことだけを言っているんやないと思うんです。ボクのことも含まれているんやろうな、審査員に対する鬱憤みたいなものはたまっているんやろうなと思うんです。聞いたことあるんですよ、あなたたちえらそうなこと言ったって、現役で漫才やってないでしょって。彼らがそう思っているかどいか知らないですよ。そう思っている出場者もいると思うんですよ。それはわからんでもない。それを言われたらしょうがないね」とした上で「ですから上沼さんと来年あたり男女コンビで初の優勝狙うかっていう話ですよね」とボケた。

 審査についてファンが行うべきとの意見もあるが松本は「プロが見ている緊張感の中でエンターテインメントは向上していくので、一般に向けての笑いばっかりやっていると絶対にクォリティーは下がっていくと思うので。だからと言ってオレが審査員やりたいわけじゃないよ」とし、審査員を引き受けた時に島田紳助から「10何年前に紳助さんに、お前はやる義務があるんやと、お前に憧れて入って来たヤツいっぱいいるんやから、お前それやらなあかんって、そうなのかなと思ったんですけど、今考えたらボクに憧れているヤツそんなにいないですから。ボクがやっていても意味ないのかなって」と明かしていた。

 

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