レディー・ガガ、グラミー賞5部門ノミネートに「朝から涙が止まりません」

スポーツ報知
レディー・ガガ

 米音楽界最高の栄誉とされる「第61回グラミー賞」の各賞候補が7日に発表され、米人気歌手レディー・ガガ(32)が初主演映画「アリー スター誕生」(12月21日に日本公開)の劇中歌などで年間最優秀楽曲、年間最優秀レコードを含む合計5部門にノミネートされた。

 映画のメイン楽曲「シャロウ ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」が4部門にノミネート。ガガのソロ名義の最新アルバム「ジョアン」もベスト・ポップ・ソロ・パフォーマンス賞の候補となった。

 ガガはノミネートを受けてコメントを発表し、「感激で、朝から涙が止まりません。本当にありがとうございます!」と感謝。「ジョアン(ピアノ・ヴァージョン)」についても「この曲は、私が家族の1人を失い、さまざまなトラブルに直面していた時に元気になったきっかけの大事な楽曲です。これを読んでくださっているあなたと、ファンの皆さん、愛しています。この光栄な出来事に、神に感謝します」と感激のコメントを寄せた。

 さらに、同映画が長編監督デビュー作となった共演の俳優、ブラッドリー・クーパー(43)にも「彼の芸術力と彼と私の友情、そして、彼の隣に立てることをとても誇りに思います」と賛辞を送った。

 6日にはゴールデングローブ賞の各賞候補が発表され、同映画は作品賞、ガガは主演女優賞、クーパーは主演男優賞と監督賞、ガガとクーパーがデュエットしたサウンドトラック「Shallow」が主題歌賞と計5部門にノミネートされている。

 ゴールデングローブ賞に続き、グラミー賞でも多数ノミネート。2011年にアルバム「ボーン・ディス・ウェイ」が日本でミリオンヒットを記録して以来の“第2次ガガ・ブーム”の到来を予感させている。

 グラミー賞では、人気ラッパーのケンドリック・ラマー(31)が最優秀アルバム賞など計8部門にノミネートされた。クラシック部門の最優秀室内楽パフォーマンス賞には、米国を拠点に活躍する「アイズリ・クァルテット」が候補に選ばれた。メンバーは4人で、三枝未歩さん(北九州市)と小笹文音さん(東京都)が参加している。

 授賞式は来年2月10日に行われる。

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