立川志らく「第三者を入れないと」相撲協会の変革訴える…元貴ノ岩関の暴行騒動で

スポーツ報知
元貴ノ岩関

 落語家の立川志らく(55)が10日放送のTBS系「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)にコメンテーターとして生出演。付け人への暴行問題で大相撲を引退した元貴ノ岩関(28)と、相撲協会の対応について意見を述べた。

 MCの恵俊彰(53)から意見を求められた志らくは「新弟子からやりたいと言ってるならやればいい。新弟子からやりたいと言ってるのに、引退するって言葉に矛盾がある」と、元貴ノ岩関の言葉を指摘。その上で「この一連の騒動は何だったのか。日馬富士が辞めて、貴乃花親方が辞めて、貴ノ岩まで辞めて。何のためにこんなに大騒ぎしていたのか、訳が分からなくなっちゃってる」と見解を示した。

 「暴力はいけないんだけど、今後、これがいい方に行くのかどうか」と志らく。言葉の理由を「殴ったら辞めないといけないという前例が出来たから、ちょっとしたいざこざで殴ったら、『じゃあ、お前も(辞めろ)』となってしまった」と解説した。

 相撲協会は「付け人は小間使いでない。絶対に暴力はいけない」など当面の対策を発表したが、これについても志らくは「親方衆がいくら言っても、全員とは言わないけど殴った殴られたで強くなってきた世代なんだし。それが急にダメだよって貼り紙でするより、第三者が入って全体を直していくようにしないと、(協会を変えていくのは)難しいんじゃないですか」と私見を語った。

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