元「歌のお兄さん」沢田被告に有罪判決 覚醒剤使用で懲役1年6月、執行猶予3年

スポーツ報知

 覚醒剤取締法(使用)の罪に問われた音楽講師・沢田憲一被告(49)の判決公判が10日、東京地裁(福嶋一訓裁判長)で行われ、懲役1年6月、執行猶予3年の判決が言い渡された。

 沢田被告は1996年から3年間、NHKの子供向け番組「にこにこぷんとあそぼう~うたってワクワク~」に「歌のお兄さん」として出演した経歴を持つ。今年9月、都内で覚醒剤を使用した容疑で逮捕された。

 黒縁メガネに黒スーツの沢田被告は、裁判長に求められ「沢田憲一です」と名乗った。判決では「覚醒剤への親和性や常習性が認められるが、反省を示しており、前科もない」と指摘され、執行猶予付きの判決となった。退廷時、安心したのか一瞬だけ頬を緩めていた。

 最近は音楽以外に絵画の仕事も行っていたようで、先月29日の初公判では「許容範囲以上の仕事を受けて、それを消化するためストレスがたまっていた」などと述べていた。

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