小籔千豊、吉本新喜劇の楽屋は「僕が入るとシーンって。誰も話さへん」

スポーツ報知
会見に出席した(左から)小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長

 吉本新喜劇座長の小籔千豊(45)、川畑泰史(51)、すっちー(46)、酒井藍(32)が10日、大阪市内で吉本新喜劇60周年記念「吉本新喜劇ワールドツアー~60周年 それがどうした!~」の開催発表会見に出席した。

 小籔は「世間の皆さんにとっては、まさにタイトル通り『60周年、それがどうした』ですが、先輩たちが60年間盛り上げてくれたから続けてこられた。僕らも力を加えて、新喜劇を見ずに死んでいく予定だという人たちにも目を向けていただければありがたい」と話した。

 今年3月から6月まで全国ツアーを敢行し23都道府県44公演を完走した。「東北で言われたことないくらいキャーキャー言われて、ちょっと舞い上がりました」と酒井。すっちーは「長丁場やから仲良くやろうなって言ってたのに、(小籔が)一番イライラしてた。『なんでこの高速出口から降りるねん』とか」と暴露した。

 新喜劇では小籔の存在が怖がられているそうで、楽屋でも「それまでフェスでもやってるんかなっていうくらいワイワイ盛り上がってるのに、僕が入るとシーンって。5分くらい誰も話さへん。笑ってるのはすっちーだけ。この話はまったく盛ってない。ちょうどいいサイズでお届けしてます」と苦笑いで明かした。

 吉本新喜劇は1959年3月に発足。現在は内場勝則(58)、辻本茂雄(54)を合わせて6座長、約110人の座員を抱える劇団となった。今ツアーでは、小籔、川畑、すっちー、酒井の4座長が2座長ずつでタッグを組み、来年3月28日の有楽町よみうりホールから、9月8日のなんばグランド花月まで全国47都道府県を回り約14万人の動員を目指す。さらに10月以降に世界各国での公演を開催する。

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