大阪出身の柳ゆり菜、関西弁での演技は「快感」

スポーツ報知
「新ミナミの帝王〜過去からの罠〜」でヒロインを演じる柳ゆり菜

 グラビアアイドルで女優の柳ゆり菜(24)が、来年1月5日放送のカンテレドラマ「新・ミナミの帝王~過去からの罠~」(後3時、関西ローカル)でヒロインを演じることが分かった。

 同作は、お笑いタレント・千原ジュニア(44)の主演で15作放送された。大阪・ミナミでどんな手を使っても借金を取り立て、「ミナミの鬼」と恐れられる金貸し・萬田銀次郎と顧客との人間模様を描く人気シリーズ最新作だ。

 柳は、過去にギャンブル依存症で窃盗の前科があるヒロイン・麗奈を演じる。自分の店を持つことを夢見てラーメン店でまじめに働くが、詐欺グループにそそのかされて店の売り上げ金を持ち逃げし、カジノを利用した高金利の投資詐欺に遭う。

 柳は「台本を読んで、詐欺ってこういう仕組みなんだなとすごく勉強になりました」とコメント。演じた麗奈については「素直で信じやすく、信用を失うようなことをされると卑屈になって暴走したり、でもそのあとに反省するというところは、根本的に自分と似ています」と自身と重ね合わせた。大阪出身ということで、関西弁で演じることについて「快感。標準語だと出てこないような感情の動きが、自分のルーツの言葉だから、心が動きやすかった」と撮影を振り返っていた。

 また、来年1月14日にはシリーズ17作目となる「新・ミナミの帝王~親の心子知らず、子の心親知らず~」(後3時22分、関西ローカル)が放送される。

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