林家こん平、「笑点」でお世話になった桂歌丸さんの訃報に号泣…「いいことばっかり教えていただきました」

スポーツ報知
林家こん平

 多発性硬化症でリハビリ中の落語家・林家こん平(75)が次女・笠井咲(えみ)さん(50)と共に13日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜、正午)に出演。日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜・後5時半)で長年共演し、今年7月2日に死去した落語家の桂歌丸さん(享年81)を偲び、号泣した。

 こん平は2004年に難病の多発性硬化症と診断され、要介護4となったが、咲さんを中心に家族の支えで、現在は要介護2まで回復した。公私ともに親しかった歌丸さんの訃報に接した時は「驚きました」と振り返り「いいことばっかり教えていただきました。そういう時に亡くなってしまって」と号泣した。

 司会の黒柳徹子(85)から「見てて下さいますから、ぜひ、また高座に出てくれるように元気になっていただいて」と励まされると力強くうなづいた。歌丸さんは、こん平が病で倒れた時も真っ先に病院に見舞いに駆けつけ、さらに、咲さんによると「一番最初に高座復帰した時も歌丸さんが杖をついて来てくださいました」と言う。黒柳から「歌丸師匠のためにも頑張らないと」と言われると、こん平は「みんなでやりますから、それまで一緒にやりましょう」と力強く片腕を上げ、「笑点」の仲間へ歌丸さんの分まで頑張ることを呼びかけていた。

 番組のエンディングでは、決めぜりふの「1、2、3チャラーン」を元気よく披露。黒柳が拍手しながら「出ました」と喜んでいた。

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