久本雅美、宝塚元トップと結婚の藤山扇治郎に「お前の人生『まんぷく』やな!」

スポーツ報知
松竹新喜劇の京都・南座公演を笑顔でPRした(左から)藤山扇治郎、渋谷天外、久本雅美

 松竹新喜劇座員の藤山扇治郎(31)が13日、大阪市内で、京都・南座公演「劇団創立70周年記念 初笑い! 松竹新喜劇新春お年玉公演」(来年1月1~8日)のPR会見に、座長・渋谷天外(64)、女優でタレントの久本雅美(60)とともに出席。久本から先月10日に元宝塚歌劇星組トップスター・北翔海莉との結婚の裏話を明かされた。

 新装なった南座で、公私とも新たな気分で迎えるお正月公演に扇治郎は「一人の時とあまり変わらないですが、家族が増えて環境が変わるとお芝居にも反映すると思う。離れていたら『どうしてるかな?』と人間だから考えるのでは」と語ったが、天外によると南座公演中は北翔も会場入りする予定で「ずっと楽屋で彼の面倒を見るそうです。ええわなあ」と冷やかした。

 久本は、扇治郎と北翔が初共演して、結婚に至った舞台「蘭 ~緒方 洪庵 浪華の事件帳~」にも出演。「北翔さんは、全部(舞台準備を)自分でされる方。扇ちゃんは何もできないので、保護者、母親みたいに面倒を見ていた」と舞台裏を証言した。

 扇治郎からの北翔との結婚報告には「エーッ!」となったようで、「お前の人生『まんぷく』やな! と言って電話を切りました」と、扇治郎が出演したNHK朝ドラに引っかけて祝福したとか。一方で、久本が「絶対(仕事を)やめないで下さいね」と北翔に伝えると「落ち着くまでは扇治郎さんの支えになりたい」と返答があったという。

 共演していて2人の結婚の予兆を感じなかったという久本は「扇ちゃんが北翔さんになついているだけで、身長差もあるし、相手にされてないと。うまいこと、かみつきよった。でも、扇ちゃんはほっとけない。母性をくすぐる塊」と納得の表情。「蘭」終演後の2週間後に東京に出向いてプロポーズし、成功した扇治郎は「公演中は何もなかった。(北翔は)仏さんみたいな人。僕は犬のようなもの」と表現すると、久本から「めっちゃ例え、下手くそ!」と突っ込まれていた。

 12日には今年を表す漢字一文字が「災」と発表されたばかり。来年の一文字に扇治郎は「健」を挙げ「体に気を付けて頑張りたい」とアピール。今年6月に妻の滝由女路さんを亡くした天外は「縁(えにし)」とし「来る縁もあるかも」。久本は「縁」も「健」も先に言われてしまい「『栄』で。『美』は元々持ってるんで」と笑わせた。

 公演は「裏町の人情」「お祭り提灯(ちょうちん)」の2本立て。

芸能

×