山田孝之、初の全面プロデュース映画が完成「山田プロデューサー」呼びに照れ笑い

スポーツ報知
山田孝之

 俳優・山田孝之(35)がプロデュースを手がけた映画「デイアンドナイト」(来年1月26日公開、藤井道人監督)の完成披露試写会が13日、都内で行われ、山田と主演・阿部進之介(36)、安藤政信(43)、清原果耶(16)、田中哲司(52)が登場した。

 自殺した父親の復讐(ふくしゅう)に駆られる男の物語。山田が出演せず、完全裏方に回るのは同作が初めて。司会者に「山田孝之プロデューサー」と紹介され、「山田さんでいいですよ」と照れ笑いした。

 同作は2013年に企画が始動。企画に携わった阿部は「長い時間かけて仲間の力を借りて、この日を迎えられてうれしい」と感無量。昨年11月、秋田県の風車付近で撮影され、「皮膚が凍るかと思うほど寒い中での撮影した」と苦笑い。雪も積もっていたが、率先して雪かきを行っていたと出演者に暴露された山田は「みなさんプロデューサーって何か分からないですよね。僕もよく分からない。全体的によくやりました」と振り返った。

 大野奈々役の清原は主題歌も担当。人気ロックバンド「RADWIMPS」のボーカル・野田洋次郎が作詞・作曲を手がけた主題歌「気まぐれ雲」で歌手に初挑戦し、「緊張しました」と恐縮気味。「私が覚えている奈々の感性を頼りに歌わせていただきました」とほほ笑んだ。山田も「清原さんがいい声をしていたので、安心して聞いていました」と太鼓判を押した。

 一方、安藤は映画を通して見る女優・清原の神秘さに魅了されたようで、「父親とかではなく、彼女と恋愛したいと思いました。僕には妻と子どもがいるからダメですけど…」と吐露。すかさず、山田プロデューサーが「安藤さん起きてます!?」とやんわり制止し、会場の笑いを誘った。

芸能

×