小泉今日子、16年ぶり大河!ビートたけし演じる志ん生の娘役

スポーツ報知
劇中では着物姿も披露する小泉今日子

 女優の小泉今日子(52)が来年1月6日スタートのNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(日曜・後8時)に出演することが14日、発表された。大河出演は「峠の群像」(82年)、「武蔵 MUSASHI」(03年)以来16年ぶり3作目。ビートたけし(71)が演じる落語家・古今亭志ん生の長女で、マネジャーとして支えた美津子を演じる。

 歯に衣着せぬストレートな物言いでしばしば相手をたじろがせ、裏表のない性格でご意見番的な役どころ。出演シーンは多くはないが、第1話の冒頭、いきなりたけしと2ショットで登場する。

 関係者によると、小泉は2年ほど前から落語の勉強を始め、昨年5月には志ん生も口演した落語「名人長二」をプロデューサーとして舞台化した。制作統括の訓覇(くるべ)圭氏は「浅草や下町の世界にものすごく造詣が深い方。浅草が好きな人で、チャキチャキッとした感じが欲しかった」と起用理由を説明した。同作は宮藤官九郎氏(48)が脚本を手がけるが、小泉はクドカン脚本のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13年)にも出演している。

 この日は星野源(37)、松坂桃李(30)、松重豊(55)らの出演も発表され、3人はダブル主演の中村勘九郎(37)、阿部サダヲ(48)と都内で会見した。招致スピーチで名をはせた外交評論家・平沢和重を演じる星野は“マダムキラー”という設定だが「今日知った。どういうこと? 後々そういうところが出てくるのか」と困惑。“色男”の五輪委員会常任委員・岩田幸彰役の松坂も「今のところ(色男の)描写はないんです」と笑わせていた。松重は東京都知事の東龍太郎を演じる。

 ◆「いだてん~東京オリムピック噺~」 東京高等師範学校の嘉納治五郎校長のもとに五輪の招待状が届いた1909年から、64年の東京五輪開催までの激動の55年間を描く。12年のストックホルム大会で、日本人として初めて五輪のマラソンに出場したが不本意な結果に終わった金栗四三(中村勘九郎)と、東京にオリンピックを招致するために尽力した日本水泳連盟会長・田畑政治(阿部サダヲ)を中心に3部構成で展開する。

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